独学合格勉強法

漢字検定準1級、2級

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「漢検」こと日本漢字能力検定は、
「公益財団法人 日本漢字能力検定協会」が年3回実施する検定試験です。
クイズ番組でブームになったり不祥事で下火になったりしていましたが、
今でもけっこう人気があります。

パソコンやスマホの普及で漢字を書く機会が減っている人も多いことでしょう。
小学生に戻った気分で書き取り練習をやるのは楽しいのでおすすめです。

漢検の難易度

漢字検定は1級から10級まであります。
出題範囲は公式サイトに掲載されています。
各級の程度と出題内容

2級、準1級、1級

2級は高校卒業・大学・一般程度の2,136字が範囲になります。
常用漢字すべてが範囲となるので、ひとつの区切りです。
これより上はマニアックな範囲と思ってよいでしょう。
準1級はだいぶ手ごたえがありました。

しかし1級は準1級の比ではありません。
準1級の出題漢字は3,000字、1級は6,000字で倍になります。
例題を見てもらえばわかりますが、かなり難しいです。
漢字マニアになりたい人にはうってつけでしょう。

団体受検と公開会場

2級までは学校等での団体受検でも受けられますが、
1級と準1級は公開会場でしか受けることができません。

公開会場というのは漢検が用意した全国の会場です。
地域によって偏りがあるため、遠くの人は大変です。

漢検の勉強法

漢検はとにかく手を動かすことが重要です。
練習の段階から楷書できれいに書くくせをつけておきましょう。

家で勉強するときには書く問題をやって、
移動中は読みの暗記をすると効率的です。

おすすめ問題集

漢検に関する問題集はたくさん出ていますが、公式の問題集が一番おすすめです。
なぜ公式がいいかというと、試験に出やすい問題が多いからです。
ほかの問題集もやったのですが、本番の試験に出ない問題が多いです。

たとえば世の中に四字熟語は無限にあります。
その中でも漢検に出やすい四字熟語というのはある程度決まっています。

見たことがない四字熟語が出ることもありますが、
漢検に合格するために満点を取る必要はありません。
公式の問題集をやっておけば合格点を取ることができるでしょう。

おすすめ過去問題集

問題集を行った後は、過去問題集を解きます。
過去に出た漢字が再び出題されることも少なくありません。
ぜひ時間を計ってやってみてください。

漢検を受けたときの思い出

わたしは漢検2級と準1級に合格しています。
2級と準1級は同じ日に取りました。
漢検は試験時間が重ならなければいくつでも併願できます。

いま思えば準1級だけ受けても良かったと思います。
2級は午前中の早い時間、準1級は午後の遅い時間だったので
待ち時間が長くてとても暇でした。
2級は高校生が多く、準1級はさまざまな年代の人が来ていました。

わたしは深草の龍谷大学で受験しました。
京都会場は龍谷大学になることが多いです。
特筆すべきことはない、試験会場らしい会場でした。

漢検はほかの試験と比べてひねった応用問題が出しづらいので、
試験範囲の漢字をしっかり勉強しておけば合格しやすいです。
わたしも試験が終わって「これは合格したな」と思いました。

京都市下京区の漢検本部に行った話

漢字検定の本部は京都市下京区の烏丸通り沿いにありました。
以下は2015年の秋に訪問したときのエピソードです。

メジャーな資格は東京に本部があることが多いので、
京都にあるのは珍しいかもしれません。

漢検本部の場所

烏丸五条を上ったところにあるオーク烏丸ビルに
日本漢字能力検定協会が入っています。
このビルの中で漢検の書籍編集や願書受付などが行われています。

1階では漢検の問題集や辞書が売っていて、誰でも入ることができます。
漢検本部の外観

漢検資料館は休館中

以前は2階に漢検資料館があったのですが、移転作業中で休館していました。
受付の女性曰く、八坂神社の近くにオープン予定とのこと。
これまでの資料館は無料でしたが、今度は有料の立派なものになるとのこと。

「そんなことまで言っちゃって大丈夫?」というようなことまで話してくれる方でしたが
口止めされていないので多分問題ないかと思います。

今年の漢字

今年の漢字

「今年の漢字」は飾ってありました。
「本物かな?」と思ったら、レプリカでした。

新しい漢字ミュージアム

その後、2016年6月29日に新しい漢字ミュージアムがオープンしました。
祇園のわかりやすい場所にあります。
わたしはまだ行ったことがないので、ぜひ行きたいです。

▼漢検公式サイトはこちら
漢検 漢字博物館・図書館

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