各地で行われているご当地検定。
京都検定は初期にはじまった検定のひとつで、京都商工会議所が主催しています。
国内外から多くの観光客が訪れる古都京都だけあって、問題のネタは豊富です。
大学生当時、京都に住んでいたのでチャレンジしました。
京都検定の勉強のポイント
京都検定は年に1回行われる試験で、1級・2級・3級があります。
1級を受けるためには2級に合格していなければなりませんが、
2級と3級は併願することができます。
また、京都だけでなく東京で受験することも可能です。
公式テキスト
3級は公式テキストから90%以上、2級は公式テキストから70%以上出題されます。
そのため、公式テキストの内容を暗記していれば大丈夫です。
京都検定の過去問題集
過去問題集も出ているのですが、
1回ごとの製本になっているうえ、現在入手できるものとできないものがあります。
傾向をつかむためにはぜひやっておきたいものです。
京都検定2級の受検体験記
京都検定2級も大学時代に取得した資格です。
京都に住んでいたので、受けてみようと思いました。
試験会場は今出川の同志社大学でした。
ほかの試験とは比べて圧倒的に年輩者が多かったです。
マークシートの塗り方も不慣れな人が多いみたいで、
あちこちで質問するための手が挙がっていました。
京都検定2級の難易度は?
わたしは第2回に受験して、2級に合格しました。
資格試験に合格するには傾向と対策をつかむのが重要です。
わたしはいつも過去問演習で試験対策を行っています。
しかし、当時は過去問が1回分しかありません。
テキストをひたすら読んで勉強しましたが、
いつもと勝手が違うのでとても勉強しづらかったです。
いまなら確実に問題集で勉強するところです。
数年後、タクシーの運転手の方と京都検定の話になり、
2級を持っていることを伝えたら驚かれました。
運転手さんの中では2級は結構難しいという認識みたいです。
京都検定2級の合格率
過去10回の京都検定2級合格率を調べてみました。
(出典:数字で知る京都検定)
- 第1回 29.7%
- 第2回 12.0%
- 第3回 50.8%
- 第4回 25.0%
- 第5回 52.7%
- 第6回 33.7%
- 第7回 63.1%
- 第8回 29.9%
- 第9回 45.9%
- 第10回 56.1%
なんとわたしが合格した第2回は12.0%で一番低かったんですね。
歴史の浅い試験の場合は難易度が定まらないということがよくありますが、
京都検定も例に漏れず合格率がばらばらです。
生まれては消えるご当地検定
ブームに乗ってはじめたものの受ける人がおらず、
すぐに終了してしまうご当地検定も多いです。
京都検定は京都の意地で長く続けそうな気がします。
ご当地検定なので取得してもあまり活かせないかもしれませんが、
京都が好きな方なら楽しく勉強できるのでおすすめです。